４００円くらいでビールつきの昼食を終え、丘の上のホテルハイアットで、フルート演奏を聴きながらトイレ休憩（運転士さん曰く「食事は安く、トイレは一流！」）イーテヲンのお土産物屋へ向かいます。ここでは「人間以外はみんな偽物！」だそうです。僕はスニーカーを買いました。
またもや先生とＮさんが戻ってきません。探しに行くと、宝石売り場で女店員に捕まっていました。（と言っても悪い事をしたわけではありません）その姿を目にして浮かんだ一句（？）「先生も、４０年経ち、問題児・・・（スミマセン！）」
と言う訳で次に向かったのはサンガクチにある「戦争記念館」です。韓国の戦争の歴史が大きな建物の中に凝縮されているのですが、とりあえずは時間も無いので外に置かれた戦車や航空機だけを見て回りました。
ここでまたＮさんが戻ってきません。捜索隊長の僕が探しに行きます。（この頃には１キロ先に居るＮさんの後姿を探し当てるようになっていました）しかし、Ｎさんの行動力はすごいです。７８歳とは思えません。
次に向かったのはヨイドに建つ６３タワー展望台です。「えー、まだ行くの！」と言う昭八先生を尻目に、ジャンボタクシーをフルに活用して、ソウルを半周する予定です。
このあと、ミョンドンの古宮（コクン）という店で石焼ビビンバを食べ、先生たちをタクシーに乗せて、若者たちはソウル一の繁華街を歩いて帰ります。女性陣は化粧品店に入り何やら沢山買い込んでいました。このあと僕は自分の土産と、頼まれた買い物で走り回り、他の人は免税店へ、さらにその後、女性陣は美しさに磨きをかけるためエステへと向かったのでした。
ところが、ところが・・・、午後９時に出発したのに１２時を過ぎても帰ってきません。美人が多いので（？・・・。この？は何だ！？）裸で北朝鮮に連れ去られたのではなかろうかと心配で、心あたりのエステに電話したり、旅行社の担当者に電話したり、結局１時過ぎになって帰ってきました。何でも予約を沢山取っていて、待たされていたのだそうです。
「どうだった？」と聞くと「はい、スッポンポンになって並んで〜！」と言われて、ハンジュンマクに入り、体がふやけるとズラリと並んだ小さなベッドの上で、落っこちそうになりながら「はい仰向けになって〜！」などと言われ、マグロ状態で垢すりをしたそうです。（見たかったな！）「まるでホロコースト！」、「でも面白かった！」（こういう事を面白がれる人は韓国を好きになります。）
失礼なことを多々書きましたが、僕はこういうお年寄りから、知らず知らず色々なことを教わっています。
あと一回分くらい残っているのですが、年内にはアップする予定です。お楽しみに！
この旅で僕が心がけたことは、「とにかく無事に帰る」と言う事と、「韓国を好きになって欲しい」という事です。
また行きたくなってきたな・・・。因みにジャンボタクシー代は一人２０００円くらいでした。運転手さんも親切な人でした。