材料は揃ったのですが・・・・。

さて、これでほとんど材料は揃ったのですが、組み立てる前に疑問点や問題点を整理しておこうと思います。

1.買ってきたものが全部動くか?

  • ほとんどの製品は初期故障だけが保証されていて大体30日間。
  • CPUの初期故障だけは10日間。(2ヶ所で聞いてみた。)
  • CRTは保証書も何にも付いていなくて、口頭で6ヵ月。
    だという。

    2.買ってきたマザーボードでCPUが動くか?

    BIOSのアップデートが必要になるだろうということだが、 アップデートをするためには、とにかくそのコンピュータが動く状態になっていなければどうしようもないのではないか?

    ここでまた新たなる発見!

    私が買ってきたCPUは、Cyrix 6x86MX−PR200というものですが、 マザーボードの取り説に書かれていたのは、6x86−PR166までで、私は「数字が1ランク低いだけだから、いざとなったらクロックスピードを下げて立ちあげればいいだろう」と思っていました。しかしよく見るとMXという文字もくっついていないではないですか!

    3.機械は組み上がっても大容量のハードディスクに、OSのインストールがちゃんと出来るか?


    1.についてはどうしようもないので組み上がってから考えよう。

    2.については・・・・うーん、取り説にあるCPUを買ってきた方がいいのかな?うーん、でもこれが無駄になるかも知れないし・・・・、一縷の望みに託してやるしかない!

    3.についても、今まで何とかなったし、 考えていても仕方のないことで、ここまできたら始めるしかない。

    ということで、疑問点の整理はこれくらいにして

    一つ一つ包装を解いて、くっついてきている取り説や保証規定を読みながら、 まずはケースを分解してみました。見た感じはなかなか良い作りです。
    SevenTeamというメーカーは台湾の電源メーカーのようですが、結構音が静かだということで買ってきました。

    次にマザーボードに繋げる電源やLEDの端子の位置や方向を確認。

    いよいよCPUをソケットに差し込んでみました。980円のクーラーも上に載せてみるとなかなかの物です!?
    メモリーをDIMMのソケットに差し込んでグラフィックのボードとサウンドボードを拡張スロットに差し込んでCRTを繋げて、最後に電源からのコードを全て繋げ・・・・・とここまできて、どこに繋げるか分からないスイッチの端子が出てきました。
    Sleepと書いてあります。

    「何じゃこりゃ?」ケースを見ると確かにSleepと書いたスイッチが付いていました。しかしどの本を見てもそんな事書いてないんだけど・・・・、ボードの方にはSuspendという端子があるので、ノートパソコンのサスペンド機能のようなものをSleepというのかな?

    ちなみにSuspendという単語を辞書で引いてみると「一時停止する」とあります・・・・うーん
    NiftyのPCDIYフォーラムで検索してみました。1つだけ似たような質問があったのですが解答がありません。

    そこで結論

    『よく分からないものは繋げなければよい。繋げなければその機能が使えないだけだろう。』

    ゆるぎない自己の技術に対する信頼があって、始めて導き出せる結論なのです!!!(^_^;;。


    ということで、フロッピーもハードディスクも付けていない最小限の構成で BIOSがCPUを認識するか?という最大かつ最初の山場を迎えたのです。



    Last modified: Wed Apr 22, 1998 Copyright (C) 1998 Yasuaki Hayashi