ライブは３時に始まりました。お客さんは２０名ほどでしょうか？、会場の外で立ち見の方も居ます。まず川口市在住の漫画家田代しんたろうさんの「平壌reportトーク」が、僕らの紹介も含めて３０分ほどありました。北朝鮮のお菓子が配られ、あかすりタオルもお土産に配られようとしたら、田代さんの奥さんから「先に配ったら、帰ってしまう人が居るから後にしたら？」という声がかかり（帰るとしたらどこで帰るのだろう？）結局、全部終わった後で配ることになりました。（賢明な奥さんですね・・・！）
この田代さんの話は面白く（どちらかと言うとこっちが主体の会ではないかな？）、ディスプレイに写された写真も綺麗で、僕らも引き込まれて聞いてしまいました。「プレゼンテーションが上手いですね！」
そんなこんなで、いいかげん気が抜けて来たところで（？）僕らのライブとなったのですが、この余裕の表情をご覧下さい。
しかし、これは話をしているときだけで、一旦演奏が始まるやいなや、表情は一変します。目は譜面とウクレレの指板を行ったり来たりするだけで、お客さんには眼もくれず「ひたすら曲の終わり目指して突っ走る」という状況と、上記の「余裕の表情」が交互に続いて行きます。 ちなみに、演奏曲目は
１．『クレージーＧ』、ハワイのウクレレ曲？、おだ氏のウクレレ演奏が主体
２．『カウル・ピョンジ（秋の手紙）』、韓国のフォークソング（キム・ミンギの曲）、私の歌
３．『アリラン』、ご存知、韓国民謡？、おだ氏のウクレレ演奏が主体
４．『アラウンド・ザ・ワールド』、映画主題歌「８０日間世界一周」、おだ氏のウクレレ演奏が主体
５．『花』、沖縄出身の歌手喜納昌吉さんの曲、私の歌
の５曲でした。
バランスの取れた良い構成だと思うのですが・・・。
と言う事で、反省点は多々あるのですが、それはさておき（？）、おおむね好評のうちに第一回のミニ・ライブは終了しました。終わって花束までもっらった時の嬉しそうな顔・・・、こりゃ止められませんね！
素敵な会場を提供してくださった。『樹モール(川口銀座商店街)』の皆様、有難うございました。
かくして準備と後片付けと観客動員（？）に何人もの方の手を煩わせた、『お騒がせ・押し売りミニ・ライブ』は無事終了いたしました。
このあと、近くの「ミルウォーキーズクラブ」という素敵な店で、イギリスのビールをご馳走になりながらしばし歓談、しかし、このビール（美味かったなぁ！）が更なる「お騒がせ」につながろうとは、夢にも思わず『アジョッシーズ（韓国語のオジサンという単語にＳをつけた我々のユニット名、）』の２人は更なる発展と、来年の「ソウルライブ」を目指し、誕生の地（そのうち銅像が建つかもね？）川口を後にするのでした。（以下、非公式記録に続く）