生まれてはじめて行った外国がスペインでした。大いそがしのツア−旅行でしたが、アンダル
        シアの青い空と、明るい陽差しに映える白い壁がとても印象的でした。１９９１年の写真です。

          別にたいした写真ではないのですが、ポ−ランドという国をアウシュビッツだけでなく、広く
        紹介したいので載せました。
          ポ−ランドという国は別にこれといった特徴のない『美しい国』といった表現しか思いつかな
        いような国なのですが、僕はこの『これといった特徴のなさ』が気に入っています。
        　もちろんこれは単に僕の主観的な判断で、ポ−ランドをよく知る人にはこんなに特徴的な国は
        ないと言うかもしれませんが・・・・。とにもかくにも僕の目に写ったポ−ランドの街角です。

          この街で僕は日本へのおみやげを買い、このすぐ先の郵便局から絵葉書を出しました。

          僕は単に旅の中継地としてこのポズナンという街にやってきただけなのですがガイドブックを
        見ると９世紀にはじめてポ−ランド王国がここで興ったそうです。

            １９９２年の冬、はじめて韓国のソウルに行ったときの写真です。地下鉄の騒音測定の仕事で
          １週間いました。真冬のソウルです。零下１０度位になる日もありました。でも、比較的暖かな
          日もあり、そんな時は仕事の合間に、ホテルの近所を散策しながら道行く人を眺めたり、練炭屋
          さんのある路地へ足を踏み入れたり、なかなか楽しいひと時を過ごしました。

          韓国の民家には、オンドルという床暖房のシステムがあり、その燃料に練炭を使っているようで
        す。朝日の差し込む通りを歩いていると、門の脇に練炭の燃えかすが積んであります。そこにも、
        ここにも、子供の頃そういえば日本でも、こんな光景を見たような気がして、妙に懐かしい感じが
        しました。練炭屋さんの軒先には練炭の山が出来ていました。この先の坂道で、背負い子に練炭を
        ２０個位積んだ叔父さんに出会いました。

          路地を一歩出ると、荷物の量に似つかわしくない３輪車が、風のように通りすぎて行きました。
          観光で行ったのと違って、韓国の人の日常生活に触れることもでき、本当に楽しい１週間でした。
        この時をきっかけに僕は韓国語を習いはじめました。