いよいよ今月末、森下文化センターでこのところ恒例になっているマンガ家さんたちとの展示会があるのですが、今日はその展示写真を撮りに埼玉県は大宮の先まで行っていました。
この写真のコメントでは川越線指扇付近とあるのですが、僕の記憶では日進駅と指扇駅の間で日進から歩いて行った踏切の脇で撮った気がします。
現在この間には西大宮と言う駅が出来ていて、地図と航空写真を調べてみると、雑木林の残っているのは西大宮の手前にあるだけなのですが、そのあたりは道路の立体交差が複雑に絡み合っています。
５０年前と同じ位置で、同じようなアングルで撮ることは無理なようです。とにかく西大宮と言う駅で降りてみました。
幹線道路に出て日進方面に歩き始めると、すぐに雑木林が見えて来ました。しかし線路を渡る踏切はありません。雑木林が途切れると立体交差に出る上り坂があったので歩道伝いに歩いて行きました。線路の真上部分から金網越しに下を見ることはできます。
線路脇から撮るスペースが見つかりません。そのうち下り列車が通ってしまいました。仕方なしに上り列車を陸橋の上から撮ることにしました。
さらに先に進むと踏切がありました。どうも線路勾配の様子から判断すると、この先の陸橋の下に踏切があって、その辺が４９年前の撮影地点であるような気がします。しかし風景が開けていなので、ここで列車を撮る訳にも行きません。あきらめて日進まで歩くことにしました。
都心まで一時間足らずなのですが、辺りはのどかな風景が広がっています。庭に広い竹林があったり、畑を耕している人も見かけました。
結局、撮った列車は１本だけ、古き良き時代は戻って来なかったなあ！