金曜日に埼玉県の川口まで出かけました。「キューポラのある街」で有名だったところです。と言っても分からない人の方が多いかな？、吉永小百合さんの出た１９６２年の日活映画です。そういえばこの映画にも朝鮮人差別の問題や、北朝鮮へ移住して行く同級生の話が出てきたのを思い出しました。
最近この街に良く来ます。駅前の再開発で出来た高層マンションの音環境を調査する仕事の打ち合わせです。３・４年前に見積った仕事なのですが、半額以下の金額に値切られて、この７月にやっとやらせて貰うことになりました。世の中を見渡して見ると、どこもこんな仕事が多く、金額が安いので幾ら働いても儲からないというのが現状です。景気が回復していると言うのですが、いったいどこで誰が儲けているのでしょうか？
そんな事を愚痴っていてもしょうがないので、現場事務所に具体的な日程の打ち合わせに行きました。ところが疲れていたのでしょう、事務所の椅子に座ろうとして、腰を下ろしたとたんに、ひっくり返ってしまいました。小ぶりの折りたたみ椅子に、会社に居る時と同じ感覚で座り、少し上で力を抜いてしまったようです。とっさに腕を付いたので頭を打つことは無かったのですが、ひじと肩がしばらく痛かったです。
まったく踏んだり蹴ったりです。でも、この街には何故か愛着があります。時間があれば少し歩き回りたかったのですが、駅前のコーヒーショップで一息入れただけで帰りました。
思えば、この街は僕が始めて人前でウクレレを弾いた記念すべき街です。今年の２月にもアジョッシーズとしてやって来ました。ODA-SANのＨＡＯのホームページも更新されています。やがてこの街が「ＨＡＯのいる街」となる日も近いかもしれません。ＣＤも２枚目が出ています。
