最近のニュースを見ていると、テロやイラクの虐待の話しばかりです。正義感満ち溢れる（？）僕としては、黙っていられなくなり、この辺で世の中に言いたいことを言ったほうが良いのではないかと思いました。９６年に川崎でやった『見えたもの見えなかったもの』を、もう一度焼きなおして、反戦ウクレレライブ付きでやろうと思ったのです。ＨＡＯのODA-SANに相談すると、「僕も新宿フォークゲリラをもじって、ウクレレゲリラの漫画を描いた事がある」と乗り気でした。さっそく、ODA-SAN推薦の「イマジン」と、僕が歌いたい「さとうきび畑」（ざわわ〜、ざわわ〜、ざわわ〜）をレパートリーにしようと、例によって三田のカラオケスタジオで練習しました。しかし、どうもこれは観客虐待（？）につながりそうなので、この企画は挫折しつつあります。
しかしこの実行力と早さ！、ＨＡＯも実力が伴えば、世の中を変えられるかも知れませんね！
土曜日は久しぶりにお茶の水のギャラリー・f分の１に行きました。ここで知り合ったIさんの写真展の最終日だったのです。去年の僕の写真展では「ウクレレ聞かなきゃならないので・・・」、と言ってわざわざライブの時間をはずして来た方です。「迷宮都市」というモロッコのフェズの写真です。開口一番「トロッコじゃないよ！」と言われました。
という事で写真は省略して（Iさん見てないだろうな・・・？）、近くにある「ナウカ」というロシア書籍専門店に寄って、神保町で遅い昼食を済ませ、恵比寿の東京写真美術館に向かいました。
見たい写真展が３つあったのですが、時間も無かったので「休戦ライン１５５マイル」という、38度線非武装地帯に残された自然を撮った写真展だけ見ました。
ガーデンプレイスも今年10周年で7月11日（日）まで、コロンビアが生んだ現代の巨匠、フェルナンド・ボテロの野外彫刻展が行われています。久しぶりにうろちょろして見ましたが、恵比寿界隈も面白いところですね。
帰ってきてから、パンフレットを見ると、ゴールデンウイークを中心に、写真関連のイベントが行われていたようです。柱に貼られたモノクロの写真は、森山大道が撮った恵比寿界隈の写真で、そうと分かればもっと真剣に見たのですが・・・。
体力も無くなって来たので、夕暮れの街角をデジカメ片手に散策しつつ、帰途に着きました。それにしても、今年の写真展はどうするかな・・・？、日本の写真はまだやっていないので「恵比寿界隈」と言うのも面白いけど、ライブで歌う唄の選択に困ってしまいますね！