この４月から、また慶応外語に通っています。でも韓国語は「もうこれ以上進歩することは無いだろう・・・！」と言うことで、ロシア語に通い始めました。水曜と金曜の週２回です。何しろゼロからの出発なので「毎日が進歩の連続！」と思いきや、なかなか単語が頭に入って行きません。授業も１時間を過ぎるころになると、放心状態に陥ってきます。
そんなこんなで、意気消沈して授業終了後ＨＡＯのＯ氏を待っていると向こうの方から「林さん〜！」と女の人の呼ぶ声が聞こえました。十年以上前からハングルを習っていたC.H先生です。「授業はどうですか？」（と言ったような気がするな・・。）「今学期からロシア語を習っています」（とここまではハングルで・・・）、「良いですね！、ハングルは卒業してからも、何年もやっているし、もう大丈夫でしょう！」（とここでまた意気消沈!）
Ｏ氏はなかなかやって来ません。授業が長引いているようです。上級のC.I先生も来ました。首を長くしてさらに待っていると、Ｏ氏が「イエスタデェイ」の楽譜を持ってやってきました。いったいＨＡＯのレパートリーはどこまで増えて行くのでしょうか？
久しぶりなので先生たちを待って、一緒に帰りたかったのですが、Ｏ氏は急いでいるらしく、さっさと帰って行きます。「残念だなぁ・・・」と思いつつ歩いて行くと、慶応仲通りの入り口を過ぎたあたりで、以前一緒に勉強していたＮさんが、会社の人と歩いて来るのに出っくわしました。「これから食事に行くので一緒にどうですか？」と言われたのですが、Ｏ氏はやはり急いでいるらしく、そそくさと帰って行きました。僕はどうしようかと思ったのですが、美人の誘いには弱いので付いて行く事にしました。
男性のＹさんとは、この日初対面だったので、「不倫の関係だったら困るな・・・」などと思いつつ、かねてから良く行っていた韓国料理の店に行きました。二人が手にしているのは韓国のどぶろく「マッカリ」です。話をして行くうちに２人は、お昼に弁当を一緒に買いに行く関係（？）だと分かりました。（人間関係が非常に良く分かりますね！）Ｎさんは良く愚痴を聞いてもらっているようです。
人との出会いというのは面白いもので、僕は韓国語を習い始めてから、いったい何人の人と知り合ったのでしょうか？、そしてその多くの人と、何年間にも渡って付き合いが続いています。理由は良く分からないのですが、外国語学校という環境にずっと身を置いていた事と、仕事や会社を離れて韓国語を学ぶ「学校」という環境そのものが、居心地のよい環境なのでしょう。皆その感覚を卒業しても引きずっていたいのかも知れません。
という訳で、また一人お知り合いが出来ました。結局２時間以上この店で喋り捲り（Ｎさん良い友達がいますね！）、次回は他の仲間も加えて、タイ料理の店に行こうという話で解散となりました。楽しみだな・・・！
一夜明け、今日は神田のロシア関係書籍を扱う、「ナウカ」という店に行ってきました。どうも正攻法ではロシア語が頭に入って行かないので、今度は搦め手から攻めてみようと、本を探しに行ったのです。いつも写真展をやっている「ｆ分の１」のすぐ傍なのでちょっと顔を出し、歩いて５分ほどのナウカ書店で「ロシア通になるための常識１５章」というロシアの解説書を買って来ました。本当はロシア語の歴史や特徴を解説したような本と、ロシア民謡の楽譜を探したかったのですが、両方ともありませんでした。ついでなので、神保町の楽譜専門店まで行ってみました。途中岩波新書「ペレストロイカ成果と危機」（１００円）を買い、目的のロシア民謡集（こっちは高かった！）も見つけたので買ってしまいました。
これで、１１月のＨＡＯのコンサート（写真展？）のレパートリーがまた広がるぞ！、ちなみに１１月６日の土曜日に決定したので、よろしくお願いいたします。写真展は１１月２日（火）〜７日（日）です。ＮさんＹさん、お待ちしています！