という事で（？）、大分時間が経ってしまったのですが、一応ソウルでの最終日の様子をメモしておこうと思います。今回は映画も見たいと思っていたので、地下鉄の駅や町中に貼ってあるポスターをチェックしながら歩いていました。その中で目に付いたのが「ドンガプ」というソウル市電が写っているポスターでした。ホームページをチェックしたのですが（こういう時モバイルＰＣは便利ですね）まだ、上映していないようでした。（今日チェックしたら２月７日封切と書いてありました。）
さて、ホテルで朝食をたべ、東大門に向かって歩き始めました。途中、電気製品やら衣料品の市場があちこちにあります。梱包用品（輪ゴムから青シートまで）を扱っている一角で、でかい荷物を２階に放り投げている人達が居ました。そばに行くとトラックに何て言うのでしょうか、ポリエチレンのプチプチ潰すやつ、の大きなロールがいっぱい載っかっています。それを２階の倉庫に上げるのに軽いので放り投げているのです。
面白いのでフィルム半分ほど撮って歩き始めると、前日の夜、夜景を撮るつもりで入れておいた高感度フィルム（ＩＳＯ１６００）がそのまま入っていた事に気付きました。「アチャー！、せっかく面白いシーンが撮れたのに・・・」、東大門は目の前だったのですが、慌ててフィルムを交換、戻ってみると最後の２・３個を放り投げているところでした。老眼鏡をかけるようになってから、この種の間違いを良くやります。フィルム感度までセットしてくれる最近のカメラに換えるべきかな・・・？。
東大門市場では防寒用のジャンパーが５千〜１万ウォンで山積みになっていました。先にここで衣料品を下着から全部買い揃えて旅をすれば、韓国の旅は快適なのかも知れません。でも僕は空港バスで市内に入る時から興奮状態で、早く写真が撮りたいためいつも買い物は後回しになってしまいます。
お腹もすいてきたのですが、東大門周辺の市場群をスナップしながら、ソウルの学生の町大学路まで歩いてしまいました。若い女の子の姿が目立ってきました。一息入れようとスタバ×に入ってもオジサンの姿はありません。年配の人間は僕以外いないなと思っていたら、顔見知りのＮさんにそっくりのオ×サン（スミマセン）が入ってきたので安心しました。
地下鉄でシーチョン（市庁）に出て、食事（もやしのクッパ）をしたのですが、風邪気味で唐辛子の浮いた汁が喉を刺激し、咳が出てしまいます。仕方無しに具だけを半分ほど食べて汁を飲まずに残したら、おばちゃんが「何で？」という顔をしていました。「ちょと多いんです」と答えて外に出ました。ロッテデパートでお土産でも買ってから、ウクレレを見に行こうとしたのですが、ロッテデパートは休み。そのとなりのミドッパの地下でＣＤを探そうとしたら改装中（ひょっとして潰れた？）。仕方なしに新世界デパートまで行ってしまいました。
ミョンドンの近くなので、歩いていったん帰宅（？）、小休止して地下鉄でチョンノ（鐘路）に出て、ヨンプン文庫で文房具のお土産を買い、いよいよ今回の目的の一つであるウクレレを買いに、インサドン（仁寺洞）近くの楽器市場（？）に行きました。ウクレレを幾つか見せてもらい、今回はちゃんとチューニングを始めたら、楽器屋の親父さんが、チューニングメータを持ってきました。
結局、Ｐａｒａｄｉｓｅという、ハワイのＲ．Ｏ．Ｋ製（と思ったら、リパブリック・オブ・コリア！？）のウクレレを１０万ウォンで買いました。一昨日の８万ウォンの隣に架かっていたものです。他のものと比較して一番ウクレレらしい音がしてるみたいなので買ったのですが、日本に帰ってきてからインターネットで調べたら、日本でもっと安く売って居るようです（やられた！）。ド×ールで小休止（小休止が多いな）、ヨンプン文庫まで戻り、教則本（勿論ハングルの）を買ってホテルに戻りました。
ソウル最後の食事は健康を考え、結局おかゆ。何故か今回はキンパブ（のり巻）を食べていません。物足りないので（？）夜の街を一回りスナップして、９時半に帰ってきました。食事のついでにちょっとその辺のつもりでしたが、ミョンドンを一周してしまいました。９時を過ぎたら、とたんに寒くなり、耳が痛くなってきます。
３０分ほど練習、ソウルからの第一声を録音してアップロードしました。(^_^/ ウェーブファイルでしか録音出来ないのでサンプリングレートを落として、周波数を８０００Ｈｚまでとしています。音が悪いのと歌が下手なのはそのせいです。（発音が悪いのは何のせい？）
かくしてソウル最後の夜は更けて行き、翌朝は７時起床。８時のバスで空港１０時５０分発のユナイテッド航空８８４便の乗客となりました。この飛行機はシカゴ行きで、隣はシカゴに住む韓国美女（でも旦那がシカゴに留学している）でした。水を得た魚のように流暢な韓国語で話し・・・、たかどうかは別として楽しい旅でした。
無事成田空港に到着、韓国美女に「では、気をつけて！」と別れを言って、税関もスムースに通過、トイレに入って京成電車のホームを歩いていると、手に持った荷物が少ないのに気が付きました。「あ！」、トイレにパスポートとカメラの入った小さなバックを忘れていました。「わあー！」、時計を見ると電車が出るまで５分！、頭がパニックになってトイレがどっちにあるか分かりません。でもここで気を取り直し、来た方向にお尻を向け方向を確認、慌てて戻ったらありました。頭がボケ始めたかな・・・？、それとも美女の影響でしょうか？