慶応外語でご一緒している漫画家のＯさんが、日韓漫画家年賀はがき展という展覧会に出品しているというので、さいたま市立慢画会館というところまで見に行ったのです。
最近、湘南新宿ライナーとか行って、横須賀線の電車が山手線を経由して新宿から大宮の方まで直通運転しているので、それを利用して見ました。新川崎から大宮まで５４分だそうです。
西大井から電車の車庫の横を通り、山手線の大崎駅を通って埼京線に入って行きます。新宿まで３０分足らずで行ってしまいました。通る線路が変わると、景色も普段見るのとまた異なって、ちょっとした旅行気分です。
大宮の駅もこのように大きく綺麗になっていました。スＸーバッＸスの看板も見えます。外は真っ青な青空（青を重ねて強調したつもりです？）で気持ち良いのですが、風は結構冷たく、日陰に入ると「そろそろ股引（ももひき）が必要かな？」、という気分になってきます。
インターネットで電車の時刻と、漫画会館への道順を調べ地図もコピーしたのですが何故か忘れてきてしまいました。しかし何とか一次記憶に残っていたので、無事に大宮公園という東武野田線の駅まで行き、駅前の地図を頼りに会場に着く事が出来ました。
なかなか面白いです。生の絵というのはそのタッチが分かるので、やはり良いですね・・・。お客さんが少なかったので、一つ一つ丁寧に見て行きました。
会場には韓国の漫画雑誌も置いてありました。僕は最近、漫画をあんまり見ないのですが、子供の頃には月刊雑誌、週刊雑誌、物置に一杯置いてあった兄が読んだ昔のまんが本、親戚から貰った「少年ケニヤ（これは漫画ではないかな？）」全巻・・・、とにかく随分読みました。今思うと、一生分の漫画をその頃に見てしまったような気がします。
という訳で、今では時々食堂で漫画を見る程度なので、良くは分からないのですが、韓国の漫画も日本の漫画も、似たような感じなのでしょうか・・？、韓国の翻訳漫画も置いてありました。日本進出を狙っているようです。
この展覧会は来年の１月１５日からはソウルで行われることになっています。上の写真は金大中（キム・デジュン）大統領から記念に送られた時計で、「これが本当の金時計だ！」とＯさんの会場レポートに書いてありました。
この会館は北沢楽天という大宮出身の漫画家を記念して作られたようで、１階にはその楽天の風刺漫画や歌舞伎絵が展示してありました。絵は良いですね・・・、僕も絵が描きたくなりました。（影響されやすい性格なのかな？）、とにもかくにも、色々と刺激を受けた「小さな旅」でした。