何年経っても上達しないので、もういい加減止めた方が良いとの声が、何処からともなく聞こえて来るのですが、向学心抑えがたく（本当かな？）、ついに１０年目を迎えてしまいました。今回の教材は小説です。先生は韓国の詩人Ｋ先生。何を隠そう、この私も詩は大好きで・・・、かどうかは分からないのですが、結構本棚には詩集が置いてあります。読んでいるかどうかは別として・・・。堀口大學に始まって、中原中也、中勘助、北原白秋、谷川俊太郎、石垣りん、高野喜久雄、吉野弘・・・、いったいどういう基準で読んでいるのか良くわからないのですが、一つはっきりしているのは、その殆どは合唱曲として旋律がつけれれている詩です。例えば中原中也の「汚れちまった悲しみに」、なんていうのも合唱曲になっています。
いつぞや吉野弘の詩集を読んでいる知り合いの前で「一滴の、水銀のようなみずすまし・・・」、などと暗唱して見せるとびっくりしていましたが、歌だから覚えているのは当然ですよね。
という訳で今日のコンパも、このような真面目な話で進んで行けば良かったのですが、どういう訳か途中からとなりの女性（どっち側かは内緒）のセーラー服の話（？）に釣り込まれてしまい、もう一方の側の女性に「林さんて、そういう人だとは思わなかった」と言われてしまいました。（反省！）
しかし、今学期もまた楽しい授業になりそうですな・・・(^_^/。では、茨城のり子の詩集でも読んで寝るとするかな・・・、韓国現代詩選というのだってあるぞ・・・、室生犀星、金芝河・・・、といくら並べてみても「セーラー服」ですべてが無駄になってしまったような気がして来ました。（あァー！）