桜は満開のようですが、朝から冷たい雨が降っています。調べたい事があるので神田の古本屋街に行こうと思っていたのですが、風邪気味なこともあって、家で古いネガを捜していました。
前回のフォト日記に載せさせていただいた写真は、思わぬ反響をよび、何人もの人から情報をいただきました。その結果、問題の路面電車はやはりソウル市電である事が分かりました。主に韓国語関連の仲間と、＠Ｎｉｆｔｙの鉄道フォーラムの方々からの情報で、中には釧路在住の方も居ました。皆さん、有難うございました。
「黄金町」という地名は南大門から鍾路に向かう路線の途中に見られ、現在の乙支路一街のようです。ソウル以外の事は分かりませんが、少なくとも旧京城では「竹添町」「元町」「永楽町」「本町」「明治町」等地名の表記も全て日本語になっていたようです。
この写真で僕は歴史への認識を新たにしました。恥ずかしながら、戦後すぐに生まれた世代である僕は、占領というと『アメリカの進駐軍』のイメージしか無く、植民地もそういう意識でしか考えられないのでしょうね。日本も第二時世界対戦後アメリカの植民地になっていたら、東京は「イーストタウン」、僕の名前も「ホース・ウッズ」くらいにはなっていたのだろうな・・、それは屈辱的なことですよね。
話は変りますが、路面電車の愛好家の方は結構多いらしく、かく言う私も「愛好家」とは行かないまでも、路面電車のある都市へ行くと用もないのに乗ったりする事があります。かつては横浜や東京でも日常的に見られた風景なのですが、３０年くらい前でしょうか？、次々と姿を消して行きました。函館、豊橋、広島、長崎など今でも走っている所も幾つかあると思います。私の撮った写真の中にも外国を含め結構写っているのですが、取り敢えず情報をいただいた方へのお礼の意味（？）で、横浜市電の部分廃止の時の写真（１９６８年頃？）と、西鉄福岡市内線の花電車の写真を載せておきます。
なお、これまた「恥ずかしながら・・。」なのですが、以前インターネットが商業化されてきて面白くないので、私のホームページには広告を載せないと、大見得を切ったのですが、３箇所に分散したホームページのメンテナンスがままならなくなり、ついに１００メガバイトという容量に目がくらみ無料のホームページを申し込んでしまいました。今のところ宣伝は表示されていないようですが、いずれは目障りな広告が入るページも出てくるかと思います。ご容赦の程よろしくお願いいたします。